バイリンガリズムは3タイプある!?

バイリンガル児の言語発達において、知っておきたいことを分かりやすくまとめました。

なんとバイリンガリズム3タイプもあるんです!習った言語の順番、第1言語と第2言語の言語環境・体験によって異なります

­1)Coordinated Bilingualism (コーディネイテッドタイプ)= 第1言語をまず家庭で習い、学校や社会で第2,3言語を習う。Sequential(シクエンシャル)Bilingualismとも言います。

­2)Compound Bilingualism (コンパウンドタイプ)=第1,2,3言語などを一つの環境で同時に習う(例えば家庭内で複数の言語を喋る場合)。Simultaneous (サイムルテイ二アス)Bilingualism という。

­3)Late Bilingualism(レイトタイプ)=12歳から二つ目の言語を習い始めた場合。大抵子供は幼少期に語彙、文法などを環境から、間違いながら習っていく。12歳からは学業的な場面で言語を習って、母国語の言語から二つ目の言語を勉強する。

例えば作者はアメリカで生まれ、1-4歳まで日本で育ち、英語は5歳になって学校または社会で習いました。作者はコンパウンドタイプに一番近いらしいです。

3タイプがあると認識されているとはいえ、まだまだ多国語を喋る子供の言語発達の研究が少ないため、全バイリンガル児が必ずきっちり3タイプ分かれるわけでもないのです。しかし、言語環境に微妙の違いによって、ベストに子供の言語発達をサポートする術が変わってきます。

Author: Miki Shibata

バイリンガル児・第2言語の学習過程パート1

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